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〒088-2261 北海道川上郡標茶町塘路 Phone:015-487-3100 Facsimile:015-487-3101 toro@dotoinfo.com |
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釧路湿原は、北海道の平野の原風景をとどめる、わが国最大の湿原です。豊かな自然と野生が息づき、われわれにすばらしい体験と感動を与えてくれます。
釧路湿原の生い立ち 今から約2万年前のヴェルム氷期には、北海道はシベリア大陸と陸続きでした。その後、気温の上昇と共に海面が上昇し、陸地に海水が入り込む「海進」が始まり、約1万年前には今日の釧路湿原は海に覆われました。しかし約6000年前から、海進は停滞し、逆に徐々に海水は引いていきましたそして、それまで海底だったところに土砂や泥炭がたまり始めました。こうして長い年月をかけ、約3000年前から広大な湿原が形成され始めたのです。塘路湖などの湿原に残る湖沼の多くは、かつて海だった頃の名残なのです。
釧路湿原国立公園 釧路湿原国立公園は北海道東部にある国立公園である。1987年7月31日に指定された。日本で第28番目の国立公園 釧路湿原は、面積は28,788haにおよぶ、日本一大きな湿原である。 1980年日本がラムサール条約に加盟する際に最初に登録した湿地。 1967年湿原そのものが国の天然記念物に指定されている。 そのため立入が厳しく制限されており、北海道で最も北海道らしい景観を維持できている。 ヨシ・スゲ・ミズゴケ湿原やハンノキ林、曲がりくねった河川や湖沼群など様々な環境を含んでいる。タンチョウやイトウ、キタサンショウウオやエゾカオジロトンボといった貴重な野生動物の宝庫である。
ラムラサール条約
ラムサール条約は、湿原の保存に関する国際条約。水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年に制定され、1975年発効した。1980年以降、定期的に締結国会議が開催されている。
湿地の定義
登録の対象が「湿地」となっているが、湿地のみならず、湖(琵琶湖等)や海域(慶良間諸島海域等)などの鳥類が利用する水域を対象としている。なお、ラムサール条約における「湿地」の定義は条約の条文第一条第一項に示されており、下記のとおりである。
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